大町
高校時代、最初は普通の学生だったんですけど、高2のときかな?たまたま見たアニメで、目覚めてしまったんですよ。いい意味で人生を狂わされました。そこから聖地巡礼とか、いろんな場所に行くようになりました。
大町
車で6時間かけて石川県とか行きました。スイッチが入るととことんやっちゃうタイプなので。夏休みとかずっとアニメを見ていました。あとは社会経験がある程度必要だったというのと、制作進行が営業職だっていうのも分かっていたので接客業の多いコンビニをバイトに選びました。つまり家には引き込もらない、アクティブ型オタク!絶対長屋さんと松本さんとは違いますよね?(笑)
長屋
確かに一人だけ覚醒型サラブレッドかもしれない(笑)松本さんは部活に燃える人だったでしょ?
松本
そうです!僕は20代前半までずっとバスケ・バスケ・バスケ・それとバイトでしたよ。漫画を描きたいと思っていましたから、絵の模写はしていましたけど。25歳で専門学校に入る前までは絵の勉強もしたことがなくて独学でやっていました。バイトは、イラスト投稿サイトから連絡を受けて、ソシャゲの絵を描く、電気屋、スポーツジムとか。
松本
そこでいろんな人と関わる機会があって、コミュニケーション能力が身に付きました。この業界って褒められることが少なくて、自分で自分をプロデュースしなくちゃいけないんですよ。そういう時に、学生時代に培ったコミュニケーション能力だったり経験だったりがアニメーション作りに活きている感じがしますね。とりあえず、遊び倒していました!
長屋
僕はまるっきり逆で。何のやる気も目標もなく、ただぼーっとしていました。山の中で。なんも言うこともない。アニメもあんまり見てない。絵は独学で、描きたいものだけ描いていたけど、ちゃんとデッサンやったりするのもあんまり。学校の授業とかではやったけど。
松本
絵の勉強してないのは一緒ですね。独学で絵を描いていただけ、みたいな。
大町
絵を描き始めたきっかけってなんだったんですか?
長屋
絵を描き始めたきっかけは、バッタ。幼少期にバッタを描きたかった。セミとかカブトムシとか。
松本
僕も小さい頃はヒーローの本とか見て、ずっと写し絵していました。そんなもんですよね。長屋さんは18歳で会社入ったんですよね?
長屋
うん。それも特に他にやることがなかったから。最初はなんとなく漫画家の方に興味はあったけど、絵が全然描けなかったから、アニメ業界に入ったらちょっとは絵がうまくなるんじゃないかと思って。
松本
アニメーターが一番絵上手いと思う。いろんな絵を描かなきゃいけないし。
長屋
そうそう。なんとなくアニメーターが一番絵上手いと思っていて、ここで2年くらいやったら絵がめちゃくちゃ上手くなるんじゃないかと思って。そしたらもう15年経ってしまったと。気づいたら。